車体の反射の話



濃色車体や夜間の車体はその映り込みや反射がきわめて重要なファクターとなります。

鉄道車両は塗装範囲が広いため、吹き付け塗装もかなり粗い粒子なので実車を間近で見ると

かなりデコボコな塗装面です。

あと、側面の平面部分も長年の伸縮で結構波打ちが発生しているのできれいに反射しません。

そこが実車っぽく表現できるヒントかと・・・・









まず粗い吹き付け塗装の表現。

実車ならこれくらい塗装面が粗いので、車の様な

鏡面反射がそれほど無いのが鉄道と車の大きな違い?

 


スポットのバンプ処理で適用率・サイズは

最小限で調整します。ただしこれは

アップのレンダリング向きなので、通常は

省略できるパラメーターかもしれませんね。

車体の波打ち表現。こちらもスポットのバンプ処理で

表現しますが、こっちの方が今後一般的に幅広く

使って行くパラメータでしょう。

こちらも適用率はごくうっすらとなる程度に。

サイズは大きく1.5から2.0(私の場合)

まぁこれは元の作品のサイズでかなり変わるので

テストレンダしながら適宜調整するしがないですかね・・・


このED75の場合は特に夜のホームに停留中の設定でしたので

反射は少々きつめにしましたが、車体よりも映り込む反対側の

見えない景色(今回はJPEG画像)に力を入れてみました。

そうそう、板ガラスも軽くバンプ処理すると映り込みのアラが

隠せるかも・・・(笑)



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